常時起動に適した消費電力が少なくてある程度性能があるPCの 構築方法をこのページに載せています。できれば静音も狙いたいところです。
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消費電力、発熱、パワーのバランスが良いCPUの情報です。
64ビット対応CPU。Pentium4(プレスコット)と比べ発熱と消費電力が少ないので自作ユーザーには大人気。
Cool'n'Quietを使用することで低消費電力になります。
※Cool'n'QuietとはCPUの負荷に応じてクロックを変化させる技術で、平均5W程消費電力が下がります。
http://f35.aaacafe.ne.jp/~luins/iroiro/opteron_tdp.htmでは、
K8のTDPは、CPUクーラーの冷却能力がTDP分の能力あれば将来リリースされるCPUでも 冷却可能であることを意味し、実消費電力はこれよりもかなり少ない。
と書いてあるように実際のAthlon64はCPU使用率100%時の消費電力が46WとハイエンドのCPU製品にしては 低めです。スペック上のTDPとは若干ずれがあります。 Pentium4(プレスコット)は最大消費電力が100Wを超えていますので低消費電力・静音の視点から見ると 厳しくならざるおえません。
スペック | 消費電力 |
---|---|
対応マザー | Soket939 (Socket754のAthlon64は生産終了) |
二次キャッシュ | 512KBか1MB (モデルナンバーによって違う) |
消費電力(最大) | 67W (90nmのWinchesterコアやVeniceコアの場合) |
実消費電力 | アイドル 13.7W (Athlon64 3000+) フルロード 40.8W (Athlon64 3000+) |
発熱 | 少々少なめ |
Athlon64の弟分のSempron。Athlon64よりも廉価で販売されています。
モデルナンバー3000+以上からはCool'n'Quietを使用することができます。
TDPは90nmのAthlon64よりも少し低めの62Wです。
現在販売されているデスクトップCPUの中で一番、性能と静音性に優れていると思います。
※Cool'n'QuietとはCPUの負荷に応じてクロックを変化させる技術で、平均5W程消費電力が下がります。
スペック | 消費電力 |
---|---|
対応マザー | Socket754 |
二次キャッシュ | 128k or 256k |
消費電力 | 62W |
実消費電力 | アイドル 10.1W (Sempron3000+) フルロード 39.2W (Sempron3000+) |
発熱 | 少々少なめ |
IntelのノートブックPC向けのモバイルプロセッサ。まだまだ庶民には手が出せない価格なのですが、これほど 常時起動に適したCPUはないと思います。消費電力、発熱、パワーのバランスが抜群です。 デスクトップ型PCで使用するにはPentium M対応マザーボードが必要。 デスクトップで動作させるための情報は 2ch自作PC板「PentiumM - Centrino -」すれテンプレサイト で確認することができます。
スペック | 消費電力 |
---|---|
対応マザー | PentiumM対応マザー |
二次キャッシュ | 2MB (Dothanコアの場合) |
消費電力 | 21W (Dothanコアの場合) |
発熱 | 少なめ |
AMDのノートブックPC向けのモバイルプロセッサ。IntelのPentiumMに対抗して作られたCPUです。 PwntiumM (Dothanコア)との最大の違いは64bit対応でSSE3・PowerNowに対応しており、 拡張ウイルス防止機能やメモリコントローラー内蔵といった機能も搭載している点です。 残念ながら消費電力という点ではPentiumMに少々劣ってしまいます。 デスクトップ用のマザーボードでは Turion 64 動作マザー一覧で動作確認ができたマザーボードを見ることができる。
スペック | 消費電力 |
---|---|
対応マザー | Soket754 ※動作するマザーは限られています |
二次キャッシュ | 512KB or 1MB |
消費電力 | ML=35W MT=25W |
発熱 | 少なめ |
元々は組み込み系CPUとして販売されていましたがAMDが静音、低発熱、低消費電力のニーズの高まりに答えて 一般向けに販売されました。 Geodeは"Mobile AthlomXP"の"Thoroughbredコア"で製造されたCPUであり、"PowerNow!"機能が実装されています。 クロックは1750@14Wが1.4Ghz、1500@6Wは1Ghz、1250@6Wは667Ghzとなっています。 ちなみに製品名の後ろの@○○は平均消費電力の数値です。最大消費電力とは異なります。
スペック | 消費電力 |
---|---|
対応マザー | SoketA ※動作するマザーは限られています |
二次キャッシュ | 256KB |
消費電力 (最大) |
1750@14Wは25W 1500@6Wは9W 1250@6Wは9W |
発熱 | 少なめ |
VIA製の省電力性を重視したCPU。90nmで製造され、クロックは最大2Ghzまで拡張。FSBは800Mhzに拡張。SSE2/SSE3サポートで マルチメディア処理の性能も大幅に向上。。消費電力はアイドル時100mW、フルロード時で20Wとの事で 性能の良いヒートシンクを使えばファンレスも狙えるでしょう。 対応チップセットもVIAが製造を担当。
スペック | 消費電力 |
---|---|
対応マザー | Soket479 |
二次キャッシュ | 128KB |
消費電力(最大) | 20W |
発熱 | 少なめ |
VIA社製の知る人ぞ知る低価格、超低消費電力のCPUです。
ファンレスも狙える程低発熱で、消費電力が一桁代なので物凄くエコロジーなのですが、
一つだけ致命的な弱点があります、それは演算性能が恐ろしいほど低いということです。
1.2GhzのC3でさえ、800MhzのAthlonよりも性能が低いということです。
Web、Office程度なら問題なく使えます、光回線+Winnyでもほどよい速さでダウンロードできます。
スペック | 消費電力 |
---|---|
対応マザー | Soket370 |
二次キャッシュ | 64KB (Nehemiahコアの場合) |
消費電力(最大) | 15W (Nehemiahコアの場合) |
発熱 | 少なめ |
トランスメタというマイナーな会社で開発されているノートブック向けモバイルCPU。 "LongRun2"等の独自の技術があり、かつてはEfficeonはシャープのノートPCに採用されていました。 現在は経営不振に陥り、技術セイセンス事業を軸足に会社の建て直しに注力しています。
自作マニアの方以外にはEdenという規格そのものを知らない方がいらっしゃると思いますが、 このEdenというのはVIAという台湾のメーカーが組み込み市場や静音市場向けに開発した規格です。 正式名は"VIA Eden Embedded System Platform"。
Edenには元々CPUそのものが組み込まれており、冷却ファンが必要なくヒートシンクだけで
CPUを冷やす仕組みになっています。CPUのクロックは初代Edenの400Mhzから最上位モデルの1.2Ghzまで幅広く存在しますが、
CPUパワーはかなり低めなので期待しない方が良いでしょう。インターネットやメール、Offce製品の使用程度なら問題ないでしょう。
上のC3の所でも書きましたが光回線でのWinnyのダウンロード速度は他のCPUと比べても変わらないようです。
※現在の最上位モデル、1.2GHzのEPIA-MII12000はファンが動作します。
CPU以外にもオンボードサウンド、オンボードVGA、オンボードLAN、USBポート等基本的な機能は付いてきます。 そして他のプラットフォームと比べてEden特有の特徴が3つ有ります。
2005年1月現在、価格.comで調べたところ最下位製品が11.990円、最上位製品が24.960円で販売されている。
スペック | 消費電力 |
---|---|
マザーの規格 | Mini-ITX |
マザーのSoket | 370 |
二次キャッシュ | 64kb |
消費電力 | 18W |
発熱 | 少なめ (基本的に冷却はヒートシンクのみ) |
規格 | 幅 | 奥行き | |
---|---|---|---|
NanoITX | 12cm | 12cm | VIA提唱規格 |
MiniITX | 17cm | 17cm | |
FlexATX | 22.9cm | 19.1cm | Intel提唱規格 |
MicroATX | 24.4cm | 24.4cm | |
ATX | 30.5cm | 24.4cm |
Unity Corporation - VIA製品紹介ページ
MYCOM - VIA、CPU組込型のx86プラットフォーム「Eden」を発表
MYCOM - VIA、新Edenを発表 - Nehemiahコア搭載733MHzで最大消費電力は6W
MYCOM - VIA、ファンレスCPU「Eden」の1GHz版を発表
1.2GHz動作のMini-ITXマザー「EPIA-MII12000」が登場
EPIAシリーズの1GHzファンレス品が発売、クーラー巨大化
CrysTa ベアボーンキット (EPIA ME6000採用)
CUBE CL-10000 ベアボーンキット
せめて256MB、できれば512MBは欲しいところです。 メモリの消費電力はPCのパーツの中では割と低めで、3Wから6Wほどです。
SDRAMからDDR SDRAMに規格が移行した様に最近では、DDRからDDR2という規格に移行し始めています。 DDR2はDDRとどう違うのか以下説明します。
規格 | クロック | 帯域 | |
---|---|---|---|
PC100 | 100Mhz | 800MB/s | SDRAM |
PC133 | 133Mhz | 1GB/s | |
PC600 | 300Mhz x2 | 1.2GB/s | RDRAM |
PC700 | 366Mhz x2 | 1.4GB/s | |
PC800 | 400Mhz x2 | 1.6GB/s | |
PC1066 | 533Mhz x2 | 2.1GB/s | |
PC1200 | 600Mhz x2 | 2.4GB/s | |
PC1333 | 677Mhz x2 | 2.6GB/s | |
PC1600 (DDR200) | 100Mhz x2 | 1.6GB/s | DDR SDRAM |
PC2100 (DDR266) | 133Mhz x2 | 2.1GB/s | |
PC2700 (DDR333) | 166Mhz x2 | 2.7GB/s | |
PC3200 (DDR400) | 200MHz x2 | 3.2GB/s | |
PC2 3200 (DDR2 400) | 100Mhz x4 | 3.2GB/s | DDR2 SDRAM |
PC2 4200 (DDR2 533) | 133Mhz x4 | 4.2GB/s | |
PC2 5300 (DDR2 667) | 166Mhz x4 | 5.3GB/s | |
PC2 6400 (DDR2 800) | 200Mhz x4 | 6.4GB/s |
不安定なWindows 9x(98se/me)は論外として安定しているWindows2000、WindowsXPを推奨します。 ファイルシステムの観点から見てもWindows9.x系だとFAT32なので大容量のファイルが扱えません。
HDは温度と寿命は比例するので発熱には気をつけましょう。 温度は低ければ低い程良いようです。 HD用のファンやクーラーがありますのでそれを使ってHDを冷やす事をお勧めします。
そしてPCの電源の質にも気をつけましょう。 電源はPCの心臓部にあたりますので粗悪な電源だとHDの寿命を縮めてしまうことになります。 電気を安定して供給することが大切です。
Winnyのキャッシュ用のHDは消耗品として割り切った方が良いです。
会社 | 解説 |
---|---|
HGST | 省エネ・低発熱で速度が早く、 ランダムアクセスに強く、RAIDに向いている。しかし初期不良が他社に比べて多め。 |
Maxtor | 4Rは静音性が高いことで有名で発熱も少なく速度も 一般的な7200rpmのHDDと変わりません。7Rは発熱が多く、音も五月蝿くて不評。 MaxtorのHDDは発熱の多さで有名。 |
Seagate | SATAモデルは音が五月蝿い。PATAはHDD4大メーカーの中で速度が一番遅い。発熱も多め。 しかし、メーカー保障が5年もあり寿命が長いという利点がある。 |
Western Digital | 以前は可もなければ不可もないメーカーと言われていたが、最近になって注目されてきた。静音性も高く低発熱。 おまけに日立の次ぐ速度の速さ。現状の250G以上だとWDにせざるを得ないとまで言われている。 |
スピンドル音の静かさ | |
幕4R(2P) > WD-XL80II(3P)≧ 日立7K250(3P)≧ 海門7200.7-1P > 海門7200.7-2P > 幕7Y(3P) シュー ブー ヒーン ヒョー イーン ゴーン |
|
シーク音の静かさ(NormalMode) | |
WD-XL80II(3P) > 日立7K250(3P)≧海門7200.7PATA(2P) > 幕4R(2P) > 7Y(3P) > 海門7200.7SATA(2P) ググ チチ ゲゲ ゴゴ ガガ ガリゴリ |
|
速度 | |
日立 > WD > 海門SATA > 幕 >> 海門PATA(StorageReviewより) 軽い 音の割には遅い そこそこ はっきり遅い |
CPU負荷の少なさは
SCSI >> SATA > ATA >>> IEE1394 >>>> USB
となっています、ATAよりもシリアルATAの方が若干CPU負荷が低いです。
HDDを静音化する代表的な製品と言えばグロウアップジャパンのSMART DRIVEです。 この製品はアルミニウムの箱にHDDを入れてHDDの動作音を完全にシャットアウトするものです。 その他の類似製品はジャパンバリューのPH-35B2 Pro、 サイズのSBX-1000、シーシーアイのHDDサイレンサーがあります。
スペック | 消費電力 |
---|---|
HGST HDS722516VLAT80 160G/7200rpm | 6.5W |
Seagate ST3120026AS 120G/7200rpm | 12.5W |
Maxtor 4W100H6 100G/5400rpm | 10.3W |
規格 | 帯域幅 | |
---|---|---|
Ultra ATA 33 | 33MB/s | パラレルATA |
Ultra ATA 66 | 66MB/s | |
Ultra ATA 100 | 100MB/s | |
Ultra ATA 133 | 133MB/s | |
Serial ATA | 150MB/s | シリアルATA |
※シリアルATAは将来300Mb/sに拡張される予定ですが、300Mb/sに拡張されても現在使用しているシリアルATAの ケーブルは使用できます。
ここの部分の関しては消費電力に優れるオンボードをお勧めします。
特に最近のビデオカードは消費電力・発熱が半端ではないので常時起動には適しません。
ビデオカード | 電力 |
---|---|
Redaon X800 XT | 17W |
Redeon 9800 XT | 38W |
Radeon 9700 Pro | 24W |
Radeon 9600 XT | 10W |
Radeon 8500 | 16W |
Radeon 7500 | 8W |
Matrox Parhelia 512 | 25W |
Matrox G550 | 8W |
Xabre400 | 7W |
ビデオカード | 電力 |
---|---|
GeForce 6800 Ultra | 29W |
GeForceFX 5900 Ultra | 27W |
GeForceFX 5600 Ultra | 32W |
GeforceFX 5200 | 25W |
GeForce4 Ti 4600 | 24W |
GeForce4 MX 460 | 13W |
GeForce3 Ti500 | 26W |
GeForce2 MX | 10W |
規格 | 帯域 |
---|---|
PCI | 133MB/s |
AGP1.0 | 533MB/s |
AGP2.0 | 1.06GB/s |
AGP3.0 | 2.1GB/s |
PCI Express x1 | 256MB/s |
PCI Express x2 | 512MB/s |
PCI Express x4 | 1GB/s |
PCI Express x8 | 2GB/s |
PCI Express x16 | 4GB/s |
アイドル時(何もしていない状態)の消費電力です。 3D等を表示して負荷をかけてしまいますと、消費電力が上記のものより増えてしまいます。 (GeForceFX 6800 Ultraの場合80W近くまで跳ね上がります。)
静音化についてですが、大抵のビデオカードにファンが装着されていてビデオカードから発せられる熱を ファンで冷却される仕組になっています。そこでファンを取り除いて巨大ヒートシンクを載せてファンレス化する 方法があります。有名なビデオカード用のヒートシンクと言えばZalmanのZM80D-HP。 その他にAerocoolのVM-101、 Cooler MasterのCool Viva VHC-L61等が発売されています。
また、ビデオカードのメーカーからはファンレス化されたビデオカードが発売されていますので これからビデオカードを購入される方はファンレス化されたビデオカードをお勧めします。
スペック | 消費電力 |
---|---|
Sound Blaster Live!5.1 | 7.5W |
Sound Blaster AudioPCI128 | 1.5W |
以外と重要になってくるパーツです。NICでもLANカードでも意味は同じです
ADSLクラスだとオンボードNICでも大して問題はないのですが、
光回線ということになってくると、とても重要になってくるのです。
代名詞なのがRealtek社製のNICです。 通称"蟹(カニ)"と呼ばれているのですがなぜ蟹なのかというとマスコットが蟹だからそう呼ばれているようです。
Reaktek、VIAのNICは発熱、CPU負荷が高めの傾向があるようです。そして相性問題が発生しやすいようです。 しかし蟹は高速なCPUを使っている場合、IntelのNICよりもスピードが出る時があるらしいです。 CPUのパワーを使いまくりますが、その対価としてスピードがでます。
100BASE
蟹>>>>越えられない壁>>>>VIA
1000BASE
VIA>>>>越えられない壁>>>>蟹
スペック | 消費電力 |
---|---|
Intel PRO/1000MT (82541GI 1000BT) | 4W |
3com 3C905CX-TX-M (100BT) | 1.2W |
と100BESEと1000BESEでは蟹とVIAの評判が真反対なので要注意です。 1000BESE時代になってからのVIAのNICは良くなっています。
良質なNICの代表的なものがIntel、3comと言われています。 発熱、CPU負荷も割りと少なめだと言われて、スピードも早めです。相性問題も発生しにくいです。
スペック | 消費電力 |
---|---|
Canopus MTV1000 | 10.3W |
Canopus MTV2000 | 14.5W |
Canopus MTV2200SX | 9.3W |
Canopus MTV3000W | 21.8W |
SKNET MonsterTV | 6.9W |
IODATE GV-MPEG2S/PCI | 8.2W |
テレビ番組を録画するのに必要なキャプチャーカードですが、 キャプチャーカードによって消費電力がだいぶ違ってくるようです。
PCのケースというのは重要なものです。 以下のポイントに気をつけましょう。
特に3.5インチベイの数=付けられるHDDの数なので気をつけましょう。 マザーボードのIDEを全て使いきってHDDを増設できなくなった時はATAカードを取り付けることによって増設できるようになります。
ケースに付属しているファン・電源は排熱に余裕を持たせるために回転数が高い物が付属しています。 静音を狙うのでしたら、ファンは静音仕様のものを別途購入する必要があります。 電源に関しては電源が付属していないケースを買って、電源を別途購入するのが良いでしょう。
まずは、発熱が少ないパーツを使っているということが大前提となります。 Pentium4のプレスコットに代表される発熱が大きいパーツであれば、回転数が多いファンを 使わなければ冷却ができません。経済的に余裕があれば水冷パーツを使うという手があります。
ファンコントローラーでファンの回転数を調節したり、背面/吸気ファンを静音ファンにしたり 良いCPUクーラーを使ったりする事で静音化することができます。 CPUクーラーの次に電源ファンがうるさいので電源を買う時は静音を売りにした電源を買うと良いでしょう。
ファンは一般的にサイズが小さいと冷却性能が低く音もうるさくなりがちになると言われています。 12cmファン等サイズが大きいファンの方が冷却性能が高く、静音性もあります。
SANYO、Nidecは以外と動作音がするようです。信頼性と耐久性で選ぶならばSANYOがいいかもしれません。 FANの世界では長尾製作所が高評価。ファンの消費電力ですが3Wから6W程電力を喰います。
8cmファンのお勧め | 解説 |
---|---|
長尾製作所(X-FAN) - XINRUILIAN RDM-8025S(2500rpm) RDL-8025S(2000rpm) RDL-8025SーL(1600rpm) | 静音性は下のモデルと同様文句無しなのだが、軸受けがスリーブなので耐久性が低い。CPUファンや電源ファンには向いていない。 |
長尾製作所(X-FAN) - XINRUILIAN RDM-8025B(2500rpm) RDL-8025B(2000rpm) RDL-8025B(1600rpm) | 軸音が少なく音もかなり小さい。定番となりつつあるファン。 NMBボール軸受けモデルなので耐久性が高い。 |
親和産業 - NMB-0825SL(1600rpm) | 冷却性、静音性両方をうまく確立できたファン。 |
Nidec D08A-12PS3-01A(1600rpm) | 割りと高評価。静音性に優れている。 |
9cmファンのお勧め | 解説 |
ainex CFX-90シリーズ | 風量と静音レベルのバランスが良い。 |
12cmファンのお勧め | 解説 |
長尾製作所 - XINRUILIAN RDL-1225S RDL-1225B (1200〜1700rpm) | 静音重視で風切り音も少なめ。かなり音も静か。耐久性もある。 |
Scythe - 鎌風2の風120 | ファンコントローラーが付属していて、回転数を絞る事で静音になる。 |
規格 | サイズ |
---|---|
PS3 | 幅15cm x 奥行き10cm x 高さ8.6cm |
SFX | 幅10cm x 奥行き12.5cm x 高さ5cm |
ATX | 幅15cm x 奥行き14cm x 高さ8.6cm |
PCの心臓部にあたるパーツです、HDDの寿命にもかかわってくるものなので 良質な物を選びましょう。
ワット数だけが高くても粗悪な電源がありますし、ワット数が低くても良質な電源もあります。
電源はファンの音がうるさくなりがちなので8cmファンの電源よりも、
静音性と冷却性を両立できる12cmファンの電源をお勧めします。
最近では14cmファンの電源や、ファンレスの電源が発売され始めています。
Seasonic、Seventeam、ENERMAXといった定番のメーカーのを個人的にお勧めします。
商品名 | 解説 |
---|---|
Scythe - 鎌力リビジョンB | 9cmファン搭載。250w以下でファンレス状態になるらしい。 無音に近いという人もいれば、サイレントキング2とあまり変わらないという人もいるので 環境によって騒音レベルが違うようです。 発熱が多く、夏場は危険という感想が多数あります。突然死など不具合が多いようです。 |
NEXTWAVE - Silent King3 | 12cmファン搭載。静音性よりは冷却性を重視しコストパフォーマンスで勝負。12cmファン電源の中では音がする方らしい。 |
Seasonic - SS-300FB SS-350FB SS-400FB | 12cmファン搭載。静音性は割と高め。風量は少なめで高負荷時には少しうるさくなる。 |
Delta - GPS-300BB-100A GPS-350BB-100A | 12cmファン搭載。ファンの速度は固定で静音性もそこそこ良い。 |
Seventeam - ST-350WAP ST-400WAP | 12cmファン搭載。静音性はそこそこ良し。ファンの回転数は1200rpm程で安定。 |
岡谷エレクトロニクス - 音無しぃ | 14cmファン搭載。静音性は割りと高め。ファンのスピードを調節できる機能有り。 |
Seasonic - SS-180SFD SS-250SVP | SFX電源(MicroATX・省スペースデスクトップ向け電源)では最強の静音性を誇ると 言われている電源。8cmファンを搭載。180Wのモデルの方が静音性が高いらしい。 |
CPUを冷却するのに必要なCPUクーラー。パーツの中でも音が五月蝿くなりがちなので 冷却と静音を両立したいところです。 熱伝導シートよりもグリスの方が冷却面で有利なのだそうです。
Pem4、Athlonのリテールクーラーは冷却面では問題ないのですが、 騒音が大きいので要注意です。
商品名 | 解説 | |
---|---|---|
Socket478のお勧め | ||
Alpha - PAL8942、S-PAL8952 | Pentium4のクーラーの中でも最強と言われるほどの性能を持つこのCPUクーラー。 信頼性に優れるSANYO製のファンを搭載、騒音は高速ファンモデルは40db程だが静音モデルでは21dbと低めである。 新シリーズのS-PALは5%性能がアップしている。 | |
SocketAのお勧め | ||
Alpha - PAL8045U、S-PAL8045FU、S-PAL8055FU | PAL穴がマザーボードに無くても使用できます。 S-PALモデルは無印PALと比べて冷却性能がそのままで重量が軽量化されています。 Delta製ファンを搭載しているモデルは騒音が40dbと結構多め。ファン無しモデルも販売されています。 | |
Socket743/939/940のお勧め | ||
Scythe - Freezer64 | Athlon64プラットフォームに対応しているCPUクーラー。 ヒートパイプを2本装備し、騒音が21dbと低めで3000円とお手ごろな値段で販売されています。 値段の割にはなかなか冷えるクーラーということでコストパフォーマンスを求める方に最適です。 LGA775対応のFreezer7とSoket478対応のFreezer4も販売されています。 | |
Socket370/A/478/775/754/940/939のお勧め | ||
Scythe - 鎌風2 Rev.B | Pen4、Athlon対応。 鎌風2ではなんとSocket370/A/478/775/754/940/939対応とほぼ全てのデスクトップCPUのSocketに対応。 ファンコントロール機能が付いており、 騒音はファンが可変のため15.1〜46.1dBAと温度に比例して変化する。 実売価格は3000円程で評判は上々。無難なCPUクーラーと言えます。 | |
Socket 478/775/754/940/939のお勧め | ||
Scythe - 鎌鉾Z | ヒートパイプ2本とファンコントローラーが付属するCPUクーラー。 コストパフォーマンスに優れており、なおかつ冷却性能もそこそこに高くてお勧めです。 2000rpmぐらいでは静音ですが、MAXだと爆音だとの事。 | |
Socket 478/775/754/939/940/のお勧め | ||
Zaward - Quattro | ヒートパイプ4本を搭載したおもしろい形のCPUクーラー。 8cmファンと9cmファンに対応しファンコントローラーが付属している。 普通のCPUクーラーと違いファンが横向きなのでCPUの廃熱をケースのファンや電源に直接向けられることができる。 | |
Socket 478/775/939/940/754のお勧め | ||
Scythe - NINJA | ヒートパイプ6本にアルミフィン23枚という重装備をしたかなりデカイCPUクーラー。 12cmファンに対応しているので静音と冷却の両立が図れるというのがポイント。 下のXPシリーズとどちらが冷えるのか分かりませんが、空冷では1.2を争うほどの冷却性能を持っています。 | |
Socket 478/754/939/940のお勧め | ||
Thermalright(販売元サイズ) - XP90 XP120 | 空冷最強のCPUクーラーとまで言われているThermalrightのXPシリーズ。なんとヒートパイプが4本もあります。 装着できないマザーがあるので注意が必要。(ThermalrightのHPで装着可能なマザーのリストが載っています。 XP-120 Socket 478、 XP-120 A64 / A64FX) XP-90は8、9cmファン対応、XP-120は12cmファン対応。 XP-90の場合はファンを大回転させてガンガン冷やすのに向いています。 XP-120の場合は静音ファンを付けて静音CPUクーラーとして使うのに向いています。 |
この部分は見落とす事が多いのですがマザーボードのファンは小型ですので 回転すると「キーン」という高周波の音が発生します。 マザーボードを購入するか検討する時はファンが取り付けられているかチェックしましょう。
自作マニアの中にはマザーボードのファンを取り外してヒートシンクを装着する方までいるそうです。 マザーボード用のヒートシンクはAlphaのS1540-25Wや ZALMANのZM-NB32J、 ZALMANのZM-NB47J 等が販売されています。
nVIDIAのnForce初代〜nForce4にはチップセットファンが取り付けられているのは有名です。 逆にVIAやSiSのチップセットがファンレスなので有名です。
この部分は以外と電力を食います。CRT=ブラウン管 LCD=液晶。
CRTは消費電力が高く、LCDは消費電力が低いことが見て取れます。
モニター | 消費電力 |
---|---|
15インチCRT | 75W |
17インチCRT | 80W |
15インチLCD | 40W |
17インチLCD | 50W |
22型液晶テレビ | 75W |
32型液晶テレビ | 159W |
47型液晶テレビ | 198W |
各マザーボードの正確なデーターは分かりませんが、マザーボードのチップの消費電力は 平均で20W前後だと言われています。
待機時 15mW(標準) R/W時 1.4W(標準)と、消費電力はかなり低いです。
待機時 4W〜8W、動作時15W〜20W程電力を使います。使わないドライブが抜いておいた方が良いかもしれません。
倍速 | CD-R | DVD-(+)R |
---|---|---|
x1 | 150KB/s | 1.385KB/s |
x2 | 300KB/s | 2.770KB/s |
x2.4 | 3.324KB/s | |
x4 | 600KB/s | 5.540KB/s |
x8 | 1.200KB/s | 11.080KB/s |
x10 | 13.850KB/s | |
x12 | 1.800KB/s | 16,620KB/s |
x16 | 2.400KB/s | 22.160KB/s |
x18 | 24.930KB/s | |
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