Winny、WinMXの今までの逮捕者の歴史

京都府警はWinMXを使ってビジネスソフトなどを交換可能な状態に置いたとして、 著作権法違反（公衆送信権の侵害）の疑いで，東京都杉並区内の大学生（19）と さいたま市の専門学校生（20）を逮捕した。
ファイル交換ソフトによる著作権侵害で容疑者を逮捕したのは世界で初めて。
京都府警は当初100人ものユーザーをマークしていたという。

※その後、専門学生は日本音楽著作権協会と2社のレコード会社(エイベックス)に
刑事告訴されています。大学生のISPはSo-netだったとの事。
二人は翌2002年3月、京都簡易裁判所で罰金40万円の略式命令を受けています。

京都府警は、Winnyでゲームソフトや映画を不特定多数のユーザーに
送信したとして、松山市の無職少年(19歳)と群馬県高崎市の自営業男性(41歳)
を著作権法違反（公衆送信権の侵害）の疑いで逮捕した。

同時にWinny開発者47氏の家宅捜索も行われました。
Winnyのソースコードと47氏のノートパソコンが押収されました。

19歳少年は、2004年3月5日に懲役1年、執行猶予3年の判決が出ています。

東京都杉並区内の大学生（19）の件は、
アドビシステムズの「Photoshop 6.0」やジャストシステムの「一太郎」、MSの
「Visual C++ for Windows Version 6.0 Standard Edition」等、
ACCS会員会社の約100タイトル。計700万円相当を含む約2400のファイルを、
WinMXを起動させるたびに送信可能な状態にしていた

さいたま市の専門学校生（20）の件は、
Photoshop・浜崎あゆみ・B'z・hitomiのMP3等500以上のファイルを
不特定多数に対しアップロードできる状態にしていた。

少年(19)の件は、
任天堂の「スーパーマリオアドバンス」やハドソンの「ボンバーマンストーリー」など、
ゲームボーイアドバンス用のソフト57タイトルを圧縮して1つのファイルにまとめ、
「(GBA ROM エミュ)0001-0100（J）」というファイル名で共有していました。

自営業男性（41歳）の件は、
映画「ビューティフル・マインド」等の映像ソフトを共有していました。